2015年12月6日日曜日

知ってました?「ふぐ延縄漁」

ふぐ漁の代表的な漁法が「延縄漁」。
大切なふぐを傷つけないように一匹一匹吊り上げる漁法です。

「幹縄」と呼ばれる長いロープに、等間隔に釣り針が付いて針金同士を縄にくくり、つなげていきます。延縄漁の解禁は、10~3月。

風を読み、深夜、漁港を出た漁船が日の出を待って一斉に漁が始まります。延縄の長さは数キロに及び、水深40m以上の海底まで仕掛けを沈め、しばらくすると引き揚げ作業に掛かります。ゆっくりと延縄を引き上げると、海中から腹をパンパンに膨らませた「とらふぐ」が海面に現れてきます。

「至高の瞬間」。風波高い海で漁師さんに満面の笑みがこぼれます。釣り上げられたふぐは、生簀の中で噛み合って傷がつかないように、鋭い歯を切り取ってから船底の生簀に泳がせます。

「日間賀島のふぐ」が広く知れ渡った伝説があります。平成元年。日間賀島周辺ではふぐは豊漁だったが、一方でふぐの本場として知られる山口県下関市付近では不漁となり、下関から日間賀島までふぐを買い付けにくる業者が殺到し、漁家は巨大な利益を得たという事がありました。

この話が二十数年来、多少一人歩きしてる感もありますが、「日間賀島のふぐ」は現在も全国有数であるのは間違いありません。

寒さも本番を迎えるこの季節、是非「日間賀島のふぐ」を食す旅にお出かけ下さい。