今回は、とらふぐがどんなところにいるか紹介したいと思います♪
とらふぐの産卵は、オスは2歳、メスは3歳で成熟し始め、湾口部や海峡など狭くて流れの激しい水深10~50mのやや粗い砂と小石が混じった底で3~6月に産卵します。瀬戸内海や、有明海湾口や関門海峡、伊勢湾口などが産卵場として知られています。 卵は直径1㎜前後の卵で、砂泥、石、岩などに産み付けられ、約10日ほどでふ化します。
トラフグは大きな移動・回遊を行うことも特徴的で、はるばる東シナ海、黄海等から 西日本各地の産卵場へ移動して産卵し、再び戻って行く事が知られています。 また、産まれた仔魚は成長に伴い湾奥、湾口、湾外と生息場所を変えながら沿岸域に留まり、2歳くらいになると東シナ海や黄海方面の外洋へ移動します。
この他にも、フグ類には砂にもぐる習性があります。睡眠や外敵からの逃げる為、環境変化への対応などが考えられていますが、観察例は少なく詳しいことは分かっていません。
イメージは写真のような形で身を潜めるようです!
はるばる海外からこちらの方まで産卵にきて、また戻っていく習性のあるふぐですがいろんな海に揉まれて、ぷりっと歯ごたえのあるふぐに成長していくのかもしれないですね♪